Freshworks、2024年第2四半期の収益が20%増加と報告
大手ソフトウェア企業であるFreshworksは、2024年第2四半期の業績を発表した。同社は総収益が1億7,410万ドルで、2023年の同時期と比較して20%の成長を記録した。この成長は、同社の戦略的優先事項と、AIを活用したソリューションで顧客のニーズを満たす能力によるものだ。
同社のGAAPベースの営業損失は、2023年第2四半期の4,330万ドルに対して4,380万ドルと報告された。ただし、非GAAPベースの営業利益は、2023年第2四半期の1,170万ドルに対して1,310万ドルとプラスの傾向を示した。
Freshworksはまた、営業活動による純現金収入が3,630万ドルで、2023年第2四半期の1,990万ドルと比較して増加したと報告した。フリーキャッシュフローは3,280万ドルで、2023年第2四半期の1,810万ドルと比較して増加した。同社の現金、現金同等物、および市場性のある有価証券は、2024年6月30日時点で10億2,000万ドルであった。
ビジネスのハイライトとして、Freshworksは、ARRに5,000ドル以上貢献した顧客数の増加を報告した。顧客数は合計21,744人で、前年比14%の成長を記録した。四半期末時点で1,200社を超える顧客がフレディコパイロットを使用し、900社の顧客がフレディセルフサービス機能を使用したという。
Freshworksはまた、AWSを搭載したUAEの新データセンターも開設し、同地域での世界的な拡大と雇用創出を支援している。同社はまた、新たなリーダーを導入し、2024年6月6日にDevice42の買収を完了し、強化されたIT資産管理(ITAM)ソリューションによって中規模企業および大企業向けのITサービスを強化すると発表した。
Freshworksは、今後の見通しとして、現在の市場状況と期待に基づいて、第3四半期および2024年通期の予測を発表した。同社は、第3四半期の収益を1億8,000万~1億8,300万ドル、2024年通期の収益を7億700万~7億1,300万ドルと見込んでいる。非GAAPベースの1株当たり純利益は、第3四半期が0.07~0.08ドル、2024年通期が0.32~0.34ドルと見込まれている。
出典:Freshworks