Freshworks、ITアセット管理強化のためDevice42を買収
大手ソフトウェア企業であるFreshworksは、組織のITインフラストラクチャー全体のアセットの包括的なビューを提供することで知られる企業であるDevice42の買収を完了した。この買収はFreshworksにとって重要な一歩であり、世界中のITチームに堅牢なITアセット管理(ITAM)ソリューションを提供する。
急速に変化するデジタルの世界では、ITチームはビジネス価値の提供に不可欠であり、スピードと応答性が成功の鍵となる。FreshworksとDevice42のソリューションの統合により、ITSMとITAMの機能を強化する統合プラットフォームが顧客に提供されるだろう。これには高度なアセット検出とアプリケーション依存関係マッピングが含まれ、顧客はリスクをより適切に予測し、インシデントをより迅速に解決できるようになる。
FreshworksのCEOであるDennis Woodside氏は、今回の動きはITSM市場における同社の地位を強化し、世界中のITチームに価値を提供するという同社の取り組みを示すものだと述べている。同社のサービスをDevice42のサービスと統合することで、FreshworksとDevice42の顧客とパートナーの両方のニーズを満たす準備がより整い、ITアセット管理の革新が促進される。
Device42のCEOであるRaj Jalan氏は、この買収にあたり、同社がこれまでFreshworksと提携して業界をリードするITインフラの検出とマッピングを提供してきたこと、そしてそれが顧客とパートナーに利益をもたらしてきたことを述べた。今回の買収は、組織がIT運用を最適化し、ビジネスの成功を推進できるようにする、より包括的なITソリューションを提供する上で大きな前進だ。同氏はまた、FreshworksのAIへの注力についても、顧客に付加価値をより早く提供するという同社の戦略と一致していると評価した。
FreshworksとDevice42が1つの統合プラットフォームに統合されると、ITチームと運用チームは、最新かつ信頼性の高いITアセットデータの真実のソースにアクセスできるようになる。このパートナーシップにより、ユーザーは問題を予測し、重要なITサービスの修復を自動化し、顧客と従業員のサポートを向上させ、デリバリーコストを最適化し、重要なサービスに対するリスクを軽減できるようになる。
出典:Freshworks